平素よりキッズデザイン協議会にご支援をいただき、ありがとうございます。
本協議会は、業界の垣根を越えた異業種の企業や団体・自治体関係諸機関が集い合い設立し、現在も多くの企業・団体のご協力をいただきながら様々な取り組みを行っています。キッズデザイン賞の発表や受賞作品の展示会、全国巡回展・各種セミナー・シンポジウムを通して、より多くの方々に実際に「キッズデザイン」に触れていただき、日常生活に潜む子どもが直面する危険や課題について、共に考えていただく機会を設けています。
また、キッズデザインの礎石となる子どもを取り巻く生活環境の調査や、子どもの身体発達・能力・特性などの研究も継続して取り組み、産業界・関係諸団体と相互に連携を図りながら社会全体における「キッズデザイン」の意識向上に努めております。これらの取り組みは多数のメディアにも取り上げられ、子どもたちを取り巻くあらゆる「もの」や「こと」を根本から見つめ直す「キッズデザイン」の考え方に一層の拡がりが出て来ていることを実感しております。
政府は、今年1月に少子化対策の方針となる「子ども・子育てビジョン〜子どもの笑顔があふれる社会のために〜」を閣議決定し、その中に「キッズデザインの普及」を盛り込みました。同日には内閣府より「消費者基本計画(素案)」が提示され、経済産業省は具体的施策として、子どもの安全安心と健やかな成長発達を目指した「キッズデザイン」の普及啓発を行うことを表明しています。本協議会では、このような国の施策を追い風にして「キッズデザイン」の取り組みを更に社会に広げる好機として今後も積極的な活動を展開してまいります。
子どもにやさしい社会は、全ての人にやさしい社会とも言われます。いま一度、現代社会が親の目線や大人の価値観を中心に考えられていないかを振り返り、より多くの企業や団体が「子ども基準」で製品やサービスを開発・提供する必要があります。その一方で、生活者自身にも居住環境や日々の暮らしそのものを「子ども目線」で見つめなおし、迅速に改善していくことが求められます。「キッズデザイン」に充たされた環境が、次世代を担う子どもたちにとって、安心して暮らすことのできる希望に満ちあふれた社会となることを様々な活動を通じて発信していきたいと考えております。
引き続き皆様とともに力を合わせ、それぞれの役割を分かち合いながら「キッズデザイン」の取り組みを推進し、子どもにやさしい真の豊かな社会の実現を目指してまいります。何卒今後とも変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成22年4月1日

特定非営利活動法人(内閣府認証NPO)
キッズデザイン協議会
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